頭は体からサインを受け取り、ホルモンバランスや自律神経を調整してよい状態を保ちます。しかし、ストレスや体調を崩したりすると情報を受け取れなくなり、頭皮に状態が表れます。
これは、頭に五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を司る器官が備わっているため、心身の状態に変調や不調があった場合には、血流などが影響を受け頭部に症状として表れます。
特に30代後半からは、内臓の状態や生活習慣、精神状態など・・・顕著に反映されるため、普段から意識することが大切です。
また、顔のたるみやシワは、頭皮の下にある筋肉が凝り固まり、顔の筋肉を支える力が弱まることで引き起こされるため注意が必要です。
頭皮の硬化でわかる体の不調
前頭部が硬い
脳疲労の影響を受けやすく、思考優位(≠感情優位)の方や悩み事の蓄積が表れやすい部分です。
瞼が重く感じたら要チェックです。
頭頂部が硬い
胃腸の不調・便秘・食欲不振・不眠の影響を受けやすく、神経質な性格や不安・不満の蓄積が表れやすい部分です。
頭頂部の硬さは、おでこのシワや頬のたるみに関わります。
ハチ周りが硬い
慢性疲労や継続的な緊張状態が表れやすい部分です。
側頭部が硬い
肩凝りやストレスの影響を受けやすい部分で、歯ぎしりや歯の食いしばりによる負担が筋肉の凝りとなって表れます。
側頭筋は、フェイスラインのたるみや顔のくすみ、ほうれい線を引き起こす原因にも関わります。
後頭部が硬い
腰痛・背痛や眼精疲労による影響を受けやすい部分です。
後頭筋は顔全体のたるみに関わるため注意が必要です。
後頭部の下が硬い
頭痛・首の凝り・睡眠不足・猫背などの影響を受けやすい部分です。
このように身体が不調のサインを送る事で、血流をコントロールしている交感神経や運動神経が過度に反応したり、筋肉を緊張させる事で血行障害を起こす為、頭皮の硬化を引き起こします。
頭から全身に繋がる反射区
手のひらや足裏には全身に働きかける作用(反射区)があると言われていますが、これは手や足に器官や内臓につながる末梢神経(脳と全身との間で情報伝達の働きを担う神経)が集中しているためです。これは頭も同じで、体の末端にあるため内臓や骨格を反映した縮図のようになっています。
頭頂部…消化不良や胃潰瘍など胃の不調
頭頂部前…便秘や痔など肛門の不調
頭頂部右…体のむくみを引き起こす腎臓の不調
頭頂部左…肝臓の不調
つむじあたり…心臓や肺の不調
後頭部…腰痛や背痛
こめかみあたり…眼精疲労
耳の後ろ…聴覚の異常
耳の上部…虫歯や歯槽膿漏など歯や歯茎の不調
etc…
これにより「頭をケア」することが、「体のケア」にもつながるということが分かります。血流が悪くなり、老廃物の蓄積により頭皮がかたくなり、さらに血流を圧迫するなど頭は体の変調が出やすいところです。頭のケアをすることで血流が改善され、体のケアとともに“育毛や抜け毛予防・リフトアップ効果・リラックス効果“などを得ることができます。
J-walkでは、育毛や頭皮にお悩みを抱える各お客様に、マイクロスコープによる視診や触診・問診によるカウンセリングを徹底し、個々の現況に合わせた適切なサロンケア・ホームケアの両面からアプローチすることで、頭皮環境を効率よく整え、正常なヘアサイクルを取り戻すことによって健やかな育毛、いつまでも若々しい美髪が日常となるよう取り組んでおりますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。