育毛に大切な『正しいシャンプー』の方法

◆ シャンプーの役割

まず、多くの方がシャンプーは髪を洗うものと思っているようですが、大きな目的は、頭皮の洗浄です。
髪を一生懸命洗う事は、むしろ髪のダメージに繋がります。

 

頭皮に溜まった老廃物や皮脂の汚れを落とす事で、育毛の土壌をベストに保つ事がシャンプーの目的となります。

 

また、頭皮を意識して洗う事で、普段動かさない頭部のマッサージで血行促進の効果が臨めます。

 

◆ シャンプーはいつするのが効果的か

シャンプーのタイミングは、夜が望ましいです。

その日の汚れは、その日のうちに…

寝ている時間は成長ホルモンが分泌され、毛母細胞を活発化させる大事な時間です。

育毛の妨げにならないよう、頭皮をフラットな状態にしておく事が大事です。

 

◆ 正しいシャンプーの方法

  1. ブラッシング…髪のほつれを取り、頭皮の汚れを浮き上がらせるため。クッションブラシのようなクシ部が丸まっているようなブラシで頭皮に沿わせるように優しくブラッシングします。
  2. 予洗い…お湯(38〜40度)だけで、髪や頭皮の不要な汚れは約7割落とせます。2〜3分位ゆっくり時間をかけて、頭皮をやさしくマッサージするような要領で流します。
  3. シャンプー…適量のシャンプー剤を手のひらで“軽く”泡立て、頭皮全体に馴染ませるように、さらに泡立てます。その後、指の腹を使って頭皮を揉み込むイメージで洗っていきます。特に、頭頂部は皮脂が溜まりやすいので、時間をかけて洗っていきます。この時に髪をゴシゴシとこするような洗い方は、髪のダメージに繋がります。
  4. すすぎ…シャンプー剤が頭皮に残ると老廃物として残ってしまうので、しっかりとすすぎます。(予洗いよりもやや長めの時間で)
  5. タオルドライ…シャンプー時と同じように指の腹を使って、頭皮の水分を取ります。髪が長い時は包み込むようにして優しくたたき、水分を取ります。
    *濡れて柔らかくなっている髪をこすり合わせるとキューティクルなどに影響を及ぼす為、ダメージに繋がります。
  6. トリートメント…通常のトリートメントは、髪を保護するためのものなので、頭皮にはつけず髪の表面につけて洗い流すようにしましょう。
  7. ドライヤーで乾かす…ドライヤーでしっかりと頭皮を乾かします。自然乾燥などで頭皮が湿っていると雑菌が繁殖してフケやにおいの原因になることもあるので、必ずドライヤーで乾かしましょう。

 

正しいシャンプーによって、育毛の土壌となる、頭皮環境を最適に保ちましょう。